ブログ

ブログ

日常風景 ~つれづれに~2020.06.18

植物の生命力

今年に入ってから、特に3月以降は
コロナのことで普段とは違う時間の流れにいる感じでしたが
気が付けば6月も半ば。梅雨入りをして、季節は確実に変わっていました。

季節は何が起ころうと、かならずめぐって来ます。

生きていると様々な大変な事に向き合うことになりますが
そんな中でも大切な方との死別というのはやはり、なかなか心の整理のつけられない
大変な事だと思います。

私自身、そんな経験を何度かしてきましたが、そんな中にあっても
変わりなく訪れる季節、美しい花を咲かせる植物、そんな生命力にたびたび励まされてきたなと思います。

想送庵カノンでは、ご安置、ご葬儀の際には清潔で心地よい空間であるように
日ごろから館内整備には力を入れております。
スタッフとも様々なことを共有しながら日々の館内整備をしているのですが、
先日スタッフの一人からこちらの写真がラインで送られてきました。

私は思わず、「おお!」と声をあげてしまいました。

胡蝶蘭が一輪。

お祝い等ではかかせない胡蝶蘭。圧倒的な存在感ですし、長く楽しめて
本当に素敵なお花だと思います。
ご葬儀の場面でも、胡蝶蘭を飾られる方もいらっしゃいます。薔薇の供花の中に、胡蝶蘭が一本入っている、というものを
見たことがありますが、胡蝶蘭の美しさが際立っていました。
花言葉は「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」
飛んでくる、は蝶から連想されることのようです。

胡蝶蘭は長い間楽しませていただいた後、さらに二度咲きも楽しめる。
管理をしっかりすると本当に長生きをする。
話を聞いてはおりましたが、私自身にそんな経験はありませんでした。

こちらの胡蝶蘭は、カノンにお祝いでいただき、長く楽しませていただきました。
そして、咲き終わった後、スタッフの一人が支柱を抜いて整いてくれていました。
それは知っていたのですが、、、
あわただしく忙しくしている日々の中で、そのことも忘れていました。
育つための環境が整っていた、とは言えないと思います。

しかし、こんなきれいな花が咲きました。
その生命力にとても感激しました。
それも、さらに驚いたことにこれは、3度目の開花とのこと!

そして、さらにまたその数日後・・・

増えました!

冬の間も、彼女は気にかけて常に水がカラカラに切れないように
してくれていたとのこと。そうした、見えないところでの丁寧なお仕事や
お花が咲いたことを報告してくれる優しい視点も
とても嬉しかったですし、そういうスタッフ一人一人の思いが
カノンを支えてくれているのだなあと感謝しました。そして、
どんな環境でもこうして花を咲かせた胡蝶蘭の生命力にも大きな力をもらえました。

これからも増えるでしょうか。そして、来年もまたこのきれいな花を咲かせてくれるでしょうか。
楽しみに見守りたいと思います。

menu